大切なのは気持ち

先日、中古の戸建を購入しました。
ただいま、リフォーム中です。
もちろん、ほぼ毎日見に行っています。
私がどんな経歴の持ち主であるかは、職人さんたちも知っているようです。
別に欠陥を見つけてやろうとか、手抜きを指摘してやろうとかそんな気持ちは
全くといっていいほどありません。
ただ単純に、「ちゃんとできているのを、見たい」という気持ちだけ。
誰でもそうでしょうが、自分の家であるならば、もちろん不安もあるでしょうが
楽しみもいっぱいでしょう。
私も見に行くのが楽しくて仕方がないです。
作り手の職人さんも人間です。
「チェックして何か不具合があれば指摘してやろう」なんてこられたら、
いい気持ちなんてするわけありません。
さくら事務所の仕事であろうと、自分の家であろうと、大切なのは造る人と
そこに住まう人の気持ちだと思い不動産と向き合っています。
これは、ごくごく当たり前のことなのでしょうが、これからインスペクションが広がって
いくとチェックすることだけが先行し、本当に大切な「気持ち」の部分が忘れられて
しまうというような危機感を感じています。
プロが見れば不具合を見つけてしまうのは当たり前。
プラスアルファがなくては、全然意味がない。
それを理解しているかどうかがとても重要。
誰だって欠陥住宅なんてつかみたくないでしょう。
そのリスクを回避するためにやれることをやるのは当然です。
しかし、本当に回避したいのであれば買わないという選択肢が一番確かなのは事実です。
中古住宅には、そこに住んでいた人たちの人生が刻まれています。
全てひっくるめて、その住宅を譲り受けた。
私は今回の中古住宅を購入するに当たり、そう表現するのが適切だと思っています。
まぁ、プライベートなことなのでここではこれ以上こまかなことは書けませんが、
契約前から決済まで、さまざまなエピソードがありなかなか面白かったです。
結局のところ、自分なりの覚悟と信念を持ち楽しむ。
それに尽きるかと思います。
タグ
2008年09月02日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
お前の狙いって何?2
昨日の続き・・・・
その日の晩に依頼者からメールが。
モデルルームの写真が載ったパンフレットの画像が添付されていました。
そこでわかったモデルの事実。
1:カーテンだまりがサッシの幅ほど大きかった箇所は、カーテンではなくブラインドだった。
壁一面ブラインドを下げている感じです。
そもそも、ブラインドを取り付けるときって、カーテンレールをはずさないと固定できないことが多いです。
そもそも、問題のカーテンレールがあったの?
よくモデルルーム通りなので・・・・なんて言えたもんだ。
2:エアコン本体は壁に取り付いているが、配管が見当たらない。
そのまんまです。配管がないです。
配管を取り付けると、カーテンと干渉してみっともないと思いつけなかったの?と言いたくなります。
そして、モデルルームでよく見る手法ですが・・・・見られたくないところに大きな観葉植物!
本来、配管があるべきところに観葉植物を置いてごまかしています。
モデルルームを見るだけで、実物を見ることなく契約する青田買い。
今回のケースは、青田買いのデメリットそのもので、ある程度購入者側の責任もあります。
実物がないのに契約を結んでいるのだから。
ここは、購入者側も認識しなくてはいけない点だと思います。
しかし、それを差し引いても納得できないことがたくさんあります。
カーテンレールを長くすることが当物件の売りです、なんて言うくらいならばもっと契約時に
そのことをアピールしても良かったはず。
でもしなかった。
しかも、モデルではそれを隠すような結果にして販売していた。
そんな状況で一般の人たちがどんな物件であるかを把握なんてできるわけがない。
はっきり言って、ずる過ぎます。
闇雲に争う必要はありませんが、泣き寝入りする必要なんてもっとありません。
こんな時は一歩もひるまず、自身の主張をしっかりして構いません。
あまり具体的に書くと物件の特定ができてしまうため、これ以上は書けませんが
内容は違っていたとしても同じような局面に面して不安になっている方もいらっしゃる
と思いましてギリギリまで書きました。
頑張りましょう!
タグ
2008年03月07日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
改善
今回うかがったマンションの前には、ちょうど1年前に内覧会にうかがったマンションが建っています。
同じ売主、施工会社の同じシリーズ(?)のマンションです。

ちなみにこれは今年の写真。
戸当たりは、1cm長いものを採用しています。
何回もうかがうたびに、「挟んだら痛いだろっ!」と言い続けた成果があったのでしょうか。(笑)
ちゃんと住む人のことを考えて、しっかり改善されていました。
行く前から気になっていた項目でしたので、部屋に入ってすぐに確認をしました。
なんか、こういうのを見るとうれしくなりますね・・・・
やはり、何か問題があったときに、どのように対処するかでその人の真価が問われるのだと思います。
物件の良し悪しは、会社名なんて関係ないという良い例でしょうね。
本当に造っている人たち次第なんですね。
もっと、誰が造ったかをアピールすれば、購入者もいらぬ不安を抱く必要がなくなるような気がします。
タグ
2008年02月01日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
ファイヤーっ!

いつものように(?)天井裏でおかしな風景が。
ダウンライトが換気ダクトに埋もれています。
ほっといたら、そりゃぁーもうファイヤーっ!ですよ。
最近、こんなの多すぎです。
わざわざ、不安をあおるためにこんな写真をアップしているのではなく、
これが普通に起こっている事実だけを素直に伝えたいです。
こんなの見ると、本当にそれだけですね。
タグ
2007年12月12日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
生き物です
今週は立て続けにある大規模マンションの内覧会へうかがっています。
土壌汚染の発覚などにより工期の遅れがあったりして不安になっている方も多いとか。
まぁ、土壌汚染があったとしてもきっちりと対応すれば、これ自体は特別問題視することはありません。
あったことを隠して、そのままにしておくほうが数倍ダメダメ。
基礎工事では、地中障害があったり掘削してみなければわからないことはたくさんあります。
そもそも、遅れたことが問題なのではなくて、「購入者への説明の仕方」が問題なわけです。
不誠実・曖昧・後手後手・・・・・などなど、不安や不満はこれらが蓄積して生まれちゃっています。
みなさんに話を聞いていると、大半が販売会社の対応がこれらに当てはまっているようです。
現場は生き物です。
本当に、日々さまざまなことが起こっています。
たくさんの工具や機械を使うとしても、結局は人間が汗水たらして頑張っているんです。
予期せぬことが起これば、遅れるのは当たり前です。
ここだけを責めちゃいけません。
大切なのはその時にどう対処するかだと思います。
工期が遅れれば、上層階の仕上がりが雑になるなんて、購入者は不安に思っちゃったりします。
そんなことはないのにね。
販売側はもっともっと、相手の顔を見て相手の知りたいことや気持ちを理解して接して欲しいですね。
そして、購入者はまわりの根拠のない噂に惑わされることのないよう、自身でしっかり勉強し判断
する必要があるのだと思います。
タグ
2007年11月02日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 建物や業界の話
