第三者の目
私も不動産の分野以外では素人です。
意外と(?)、何をするのでも、自分である程度調べて、納得できなければおさまらない性格だったりします。
例えば、病気のことについても医学書を読んでみたりして、自分で勉強したり。
ここは、とても重要だと思っています。
しかし、中途半端に身に着けた知識があだになることも。。。。
その道のプロは、結論のみを話し中間を省略しがちだったりします。
そうすると、それに対して不安や不信感を抱き、前に進めないことも。
「何が本当で、最善の方法なのか?」を見極められなくなったり。
そして、「あのとき、そうしていたらどうなっていただろうか?もっと良い方法があったのではないのか?」と自問自答を。
その道のプロを相手にし、自分なりの決断を下すというのは、本当に難しいものですね。
何度、他の人の意見を聞きたいと思ったことか。
依頼者の方達の気持ちは、これと同じなのでしょうね。
私も自分の業界から出れば、まったく同じ状況です。
当然、自分なりの知識を身につける努力は必要でしょう。
ここは、あくまでもスタートライン。
しかし、そこから先はどこの世界も、そこに利害関係を持たない、極めて第三者的な目が必要なのでしょう。
まずは、自分にできるこの業界での役割を果たすしかない。
そして、もっと世の中全体が変わるきっかけのひとつになればよいと願わずにはいられません!
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2005年05月10日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 日々雑記
裏・表
「●●の物件に来ましたっけ?」売主さん。
「ええ、うかがいましたよ」私。
「あの物件よりもいいですよ!
あそこは、いろいろ問題がありましたけどねぇ~ははは」売主さん。
「。。。。。。」私。
とある物件での内覧会開始前のひとコマ。
よりよい物件にするのは、企業努力として必要でしょう。
しかし、こんなことをいわれては、反応すらしたくなくなりますね。
笑い事じゃないでしょうに。
その問題のあった物件に、いまではたくさんの人が住んでいるのですよ?
公衆の面前で、そんなことを発言できる神経が信じられないですね。。。。
それを聞いた「●●よりよい物件」を購入した人たちは、どう感じるのでしょうか?
「あそこより、よい物件なんだぁ~よかった!」と、単純に喜ぶ人がいれば
その逆に、不信感を抱く人もいるでしょう。
あの時はあの時で、良いことしかいっていなかったでしょう。
裏・表がはっきりしすぎているのは、どうなんでしょうねぇ。
人として、信頼できますか?
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2005年04月23日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
青田買いの弊害
最近の内覧会では、購入者の指摘項目が50を越えるという話をよく聞きます。
なかには、100を越えるとかも。。。
正直、これは信じられない数字です。
しかし、同行しているとたまに見ちゃいます。
私が造ったマンションの内覧会で、そのような数字なんてほとんど見たことなかったです。
私が現場を離れてから数年。
自分が造ったものが良かったという意味でなく、このたったの数年で、
建物自体の業界全体で見る出来具合がそこまで変わるのでしょうか。
確かに、この時期はデベロッパーの決算期とあたり、かけこみの完成物件がおおいのも事実です。
そのため、内装関係の職人さんが不足気味となり、雑な仕上がりを目にすることも多いです。
しかし、これは今に始まったことではないはず。
段取りがいい現場には、職人さんは常駐します。
現場監督の段取りが悪く、仕事が進まなければ、いくらでも仕事があるし他に行きます。
よろしくない状態の現場は、さらに悪循環。
人集めもままならないですから。
私の内覧会での指摘項目の数。
10を越えると、施工会社がほとんどチェックしていない。
20を越えると、終わってないじゃん!
それ以上だと。。。。その建物は成り立たないでしょうね。
建っているのが不思議です。
こんな数字は、特に意味が無いですが、感覚的にはこんな感じ。
傷や汚れの類は、私としては一切指摘はしません。
大きな傷・汚れを見つけても、これに関しては依頼者へ伝え、判断はお任せします。
人それぞれの主観によるものの見方の違いがありますからね。
購入者の50を越える指摘内容の中身の大半が、傷・汚れの類でしょう。
これは、欠陥住宅への不安や業界に対する不信感、それらの延長からなのでしょうか。
内覧会に同行する、第三者の認知の影響もあるのかもしれません。
「高い買い物をするのだから、きれいな状態で」
これは、当然です。
不具合を出す側に問題があるのは、間違いないです。
ここで、ちょっと冷静になって考えてみる。
契約関係は、対等です。
売る側、買う側双方に責任が生じます。
まだ出来てもいない不動産を販売する。
まだ、見たこともない高額な不動産を購入する。
いわゆる、青田買いですね。
このような状況になるかもしれないのを承知で契約しているのです。
自分の物件では、起こってほしくない。
しかし、それは完成して内覧会と言う場で初めて確認できる。
1つの物件でも、部屋によっても、まったく違います。
ある意味、博打ですね。
しかし、その事実を、何故かあまり見ようとせず、スルーしてしまう。
「ちゃんとできるのが当たり前であり、そう思ったから契約した!」
できていないものが、多い現実を知っていても、自分はそうならないだろうという
根拠のない確率論。
造る側の意識の改善が必要であるとともに、青田買いのシステムそのものが
もう限界にきているような気がします。
50以上の指摘項目をいくつもの部屋で出されたら、2週間程度で全てを補修するのは
不可能です。
再内覧会まで、終わるわけないです。
そんな状態で、時間を削って確認に行って購入者は激怒。
エンドレスです。
そんな状態で、気持ちよい新生活なんてできるのでしょうか。。。。
自身にあった、納得できる購入方法を選択することも重要でしょう。
その上で、青田買いを選択するのであれば、不安に思うだけでなくもっと前向きに
進むべきだと思います。
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2005年02月22日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
やるべきこと
内覧会にうかがい、依頼者との待ち合わせのためにエントランスに立っていると
「日記、見てますよ!」なんて、声をかけられることがあります。
ゼネコンさんに。(笑)
お部屋に同行する方から言われることもあるし、さまざまです。
「あれって、どうなったんですか?」「マジっすか!?」とか、リアクションもいろいろ。
現場監督って、所長以上にならないと、意外と自分の現場以外の状況を知らなかったり
するんですよね。
そりゃぁ、そうです。
サラリーマンとはいえ、週休2日なんかとは無縁の世界だし、汗とホコリまみれだし
朝も早くから夜は深夜までなんて当たり前の激務だしね。精神的&体力的に。
自分の現場だけで精一杯だし。
でもね、私たちが当たり前のようにしてきたことをやらない現場が多いのも事実。
内覧会で、バルコニーの手摺がガッコーンってはずれるなんて、考えもしなかったことだし。
締めつげが甘くてぐらついちゃっただけでなく、はずれちゃうんですよ。。。。
悪い面だけクローズアップされちゃうんですよね。
しかも、みんながみんなそうであるように。
実際は、誇りをもって仕事をしている人が大半なはず。
でも、一部の人間により購入者へ不信感を与えてしまうこととなり
また、購入者の漠然とした不信感による攻撃が誇りをもってやっている人間の
やる気をそぐ。。。悪循環です。
誰かに自分というものをわかってもらうために仕事をしているわけではないはず。
そんなものは、自然と伝わるもの。
立場は違えど、自分のやるべきことへ進んでいきましょうね!
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2005年02月19日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
思い入れ
本日も戸建の内覧会。
依頼者の方から、事前のメールで今までの経緯をお聞きしていました。
それは、契約前からの話、何故購入に踏み切ったか、また建設中の事ext。。。
お会いする前から、依頼者の方の「我が家」への熱い思い入れをひしひしと感じ取れます。
私も感情ある人間です。
当然、その思いを大事にしつつ依頼者の「これからの新生活」のために、内覧という場での
コンサルにも力が入ります。
指摘項目がいくつかありましたが、大半が調整で済むものです。
こんな時は、正直、私もホッとしてるんです。
依頼者の事を考えると、出来が良ければ嬉しいし、悪ければ腹が立つし。。。
唯一、変わった指摘項目がありました。
リビングにあるダウンライトの光を調整できる、調光スイッチが設けられていました。
明るくしたり、薄暗くしたりし部屋を演出できるものです。
リビングでそれを確認しているときは、「おぉー暗くなった」とか、普通に状態を確認できました。
特に問題はありません。
その後、ダウンライトを暗い状態のまま、他の箇所の確認をし、リビングから一歩出た場所にある
トイレの電気をつけ、中に入ったときに気付きました。
トイレの電気が薄暗い。。。
1,2分の間、少しすれば明るくなるのか?いや違うな。。。とかあれやこれや考えていたら、
思い出しました。
リビングの調光スイッチの事を。
「まさかなぁ~」と思いながら、リビングを明るくしたら、トイレの電気も明るくなってますぅ!!
配線を間違えてしまって、トイレまで調光できるようになってしまった模様。
「トイレの中も、演出が必要なんでしょうかねぇ?」と、みんなで思わず笑っちゃいましたよ。(笑)
他にいくつもの大きな問題点があったら、これを笑えずに不信感に追い討ちをかけてしまったでしょう。
受け取る側の心理状況により、同じものも違った展開となるケースがあると思います。
真剣な相手には、真剣に対応するのは基本です。
100%の結果より、そのプロセスが大事なんです。
結果は後からついてきますしね。
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2004年11月07日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
