建物や業界の話の記事一覧

完成済みマンション 現状有姿という名のマジック

例年に比べ、本当に完成済みマンションの内覧会が多いですね。

そして、大半の物件で言われる「現状有姿」

「契約の際にも、現状有姿についてご説明したので、直しません。」

こう言いきって、頑なに修繕依頼を拒む売主さん。

たまたま、私が同行し依頼者の方の強い希望もあり、ながぁーーーい

交渉の末「ちょっと検討するので、少し時間をください」というところまで

たどり着きました。

この時点でも、「やります」と断言しないのもすごい。

自分で言うのも何ですが、私の強力な交渉術ここまで粘った

売主はいないでしょう。

なかなか粘るね。

そして、10数分後に回答が。

「直します。ですが、他の購入者に口外しないと念書にサインしてください」と。

 

まぁー、どこの売主とは言いませんが、すごい会社も存在するもんです。

現状有姿を売りにしている手前、1世帯でもイレギュラーで対応したのが

ばれたら大変ですもんね。

 

なんつーか、開いた口がふさがらないよ・・・・・

住む人が困るから直すんであって、この回答には住む人に対する

人としてのハートが感じ取れません。

 

会社の内側を見て仕事すんなっ!

人としての誇りを持てよ。

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高齢者のリフォーム事情

ある高齢者の方のリフォーム相談を受けました。

マンションにお住まいで、トイレのリフォームをしたいと。

内容は・・・・・

●便器の交換

●吊戸棚の取り付け

●手摺&タオル掛け&ペーパーホルダーの取り付け

●クロスの貼りかえ

などなど・・・・・

やりたい項目はご自身で決められます。

しかし、スタートラインである「どこに見積もりを頼めばよいのか?」

で悩んじゃいます。

そして、いざ数社から見積もりが出される段階に来ると、どう判断すれば

よいかが難しい。

リフォーム工事の見積もりで多い、「一式」という表記。

それぞれの業者の見積もりフォームはばらばらだし、項目もばらばら。

おまけに、あっちこっちに記載されている「一式」という名のグレーゾーン。

中身が同じかどうかわからないので、比べようもない。

値段の比較で決めるなんてもってのほか。

どこのリフォーム業者がやろうが、出来は作っている職人次第。

はっきりいって、おすすめのリフォーム業者なんて存在しないと思います。

結局のところ、見積もりをする前段階で、そのリフォームが上手くいくか

決まっています。

自分で見積もりのフォームを作るくらいやっても良いでしょう。

「この項目で見積もってくれ」って。

あとは、単価を入れるだけくらいにしておけば、より確実ですね。

今回みたいに、この段階で専門家のアドバイスを受けるのも手です。

ちょっとした、事前の準備が大切だと思います。

この手間を惜しんでぼったくられても、違法な行為でない限り、

残念だったとしか言いようがないですよね。

 

毎朝1時間ほどトイレで瞑想するKさん。

無事に快適(?)な瞑想スペースに仕上がり良かったですね!

小額のリフォームであろうと、高齢者にとっては、とても敷居の高い業界

なんです。

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壁クロスの垂直精度

壁のクロスのには、必ずジョイントがあります。

多少重ねてカッターでカットするのだから、場合によってはカッターの刃一枚分

程度は開いてしまうこともあります。

これが嫌なら、クロス貼りの物件はやめた方がいいって、言いきっちゃうこともあります。

(たいていは、クロスなのでなかなか困難でしょうが)

隙間があることについては、カッターの刃の厚みを目安に考えることができますが

そのラインの垂直具合はどうでしょう?

はっきりいって、そんな基準なんてないし確認もしません。

でもね。

とてつもなく斜めだと、ぱっと見でばれちゃうことも。

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建具枠の付近にジョイントがあるため、垂直である建具枠が定規となり

ジョイントが斜めであることがバレバレ。

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わざわざ、クロスのジョイントすべてをレーザーをあてて垂直であるかの確認

なんてくだらないことはしません。

しかし・・・・・・この部屋は、多すぎのため目立ったジョイントはすべてレーザーをぴたっと。

上下で2~3cmなんて当たり前。

つーか、適当にカットしてもこんなに曲がらんだろ?

最近ですね、手抜きとかよりもこんなのが多い気がします。

明らかに「単純に未熟なんじゃねぇの?」という類が。

これって、チェックしているとかしていないとか、そんな問題じゃないね。

これが意味するところって、建設業だけの問題じゃないでしょう。

職人と呼ばれる、ものづくりの匠が減少しています。

上辺だけを語る、なんちゃって評論家が多い世の中ですが、そんなのに流されちゃいけない。

泥臭くったっていいじゃない。

その泥臭さがなければ、世の中成り立たないんだから。

仕事には、良い仕事も悪い仕事もな関係ないでしょう。

言いたいことは、山ほどありますがこのブログではこのへんで・・・・

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工事現場 安全第一のスローガンは飾りじゃない

2009-04-26_0261

工事現場によくある風景。

万能板の仮囲いとパネルゲート。

そして、ポールについた旗が何枚か。

十字のマークの旗を安全旗といいます。

そして、共に掲げてあるのが施工会社の社旗。

工事には危険が付き物ですから、安全第一というスローガンは、現場では常識です。

工事現場の前を通ると、どうしても目が行ってしまうポールの旗。

安全旗と社旗のポジションです。

特に決まりなんてありません。

しかし、意外とこれが大切。

この写真は、斜めに撮ったのでわかりずらいですが、全ての旗が同じ高さにあります。

私だったらこのようにはしません。

安全旗を一番高い所に掲げて、社旗はその下です。

会社が第一じゃないんです。

安全が第一なんです。

昨今、いろいろな事故が報道されていますが、安全があってこその工事なのは

誰しもが承知の事実でしょう。

地味ではありますが、こんなところに作り手の考え方があらわれています。

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クレーン転倒報道 その裏にある問題は?

14日の千代田区麹町で起きたクレーン転倒事故に続き、今日は川崎でのクレーン転倒事故

似たような事故なのでニュースとして取り上げられたのでしょうか。

どのような意図があるのかはわかりませんが、大事に至らないクレーンにまつわる事故はたくさんあります。

人間が動かしている以上、時にはエラーが起こります。

それを防ぐために、機械側でもさまざまな制御をする機能が日々向上しています。

しかし、それでも事故は起こります。

全てとは言いませんが、意図的に機械側の制御を無効とし、操作せざるを得ないシチュエーションが存在するかと思います。

実際に現場をやっている人の中では、その事実を知りながらも働いている人がいるはずです。

表向きの原因解明だけでなく、そのバックグラウンドにも光を当てて検証する必要があるのだと思います。

そうでなくては、何の解決にもならないでしょう。

「わかっているんだけど、食うためにしょうがなくやっているんだ」

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